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Thursday, June 29

サンフランシスコで待ちぼうけ

キャンバスを買いにサンフランシスコのアートショップへ。 

ついでに最近、”愛の悩み”を抱えた、友人の話を聞いてあげるためカフェで待ち合わせ。
彼女がちょっと遅れたので、その間、人を撮る、撮る、撮る.....

彼女はボーイフレンドと暮らすために、数ヶ月前にサンフランシスコに移ったばかりである。

移る前日、台湾人の彼女のコンドミニアムで、我々は中華街でとてもおいしいと評判の、おせんべいをつまんでいた。
一緒にボーイフレンドと暮らすというのに、なんとなく哀しそうな彼女。
ちょっと気になっていたのだけれど。

昨日の電話では、是非きいてほしいことがあるということである。
そう、近頃では、人生相談のおば、おば....おねえさんと化した私である。
相談されても、役に立つほど、その分野に詳しいわけではないけれど、良い聞き手ではありたい。
聞いてあげることによって、相手も大分楽になると思うのは自分の経験からもわかっている。

離婚率の多いアメリカでは、さまざまな年齢のシングルが多い。
それ故に、たぶん日本ではあまり聞かれない(少なくとも、私の周囲では。)熟年の恋愛も、こちらではふんだんに散らばっている。

最近の私の友人の例では、10年の母子家庭生活の挙げ句、真実の愛を61歳でみつけた、ハワイ出身の日系アメリカ人のAの例がある。
で、今日の友人は36歳で、53歳の弁護士のボーイフレンドと1年つきあっていた。
彼女は子供がほしいが、彼は結婚歴も、子供もいないというその自分のスタイルを維持したいということで、結局友人は先週、彼と別れたという。
二人とも愛し合ってはいるけれど、一方が子供はほしくないというから別れる、でも、いい友人で留まるということ。

最近は一緒に暮らしていても、結婚していないカップル、さらに、子供までもうけても、結婚しないカップルは結構いる。
さらに、奥さんが稼いで御主人が主夫の家、同性愛のカップルで35年連れ添っている私の友人の彫刻家。
彼によると、自分たちはストレートの人々よりも愛において忠実だと言って、みんなを笑わせた。
世の中本当に選択肢が増えましたね。

11 Comments:

At 2:47 PM , Blogger Kozy said...

喜びは友達に話して分け合うと2倍の喜びになり、悲しみはその半分になるそうです。
きっと、そのお友達の心もだいぶ癒されたのではないでしょうか。
アメリカほどではないでしょうが、日本でも最近色々なカップルの考え方があって、驚くやら、私が遅れているのかと落ち込むやら・・・です。
でも、女性が昔よりは確実に自分の人生を大切に考えるようになっていると思います。

 
At 4:30 PM , Blogger Kozy said...

もう一度写真をゆっくり見て思ったのですが、ノースリーブの人がいたり、長袖のジャケットを着た人がいたり、う~ん、どちらが我慢大会に参加しているのだろうか。

 
At 7:28 PM , Anonymous Anonymous said...

写真の色のコントラストが、すごくはっきりしていて、びっくり。まちが、まるで撮影用のセットのようにみえて、おもしろい!!!

 
At 7:11 AM , Blogger PINK said...

最近の日本のカップル事情ってどうなっているのか興味があります。過去10年ほど留守にしてますので。お見合い制度はまだあるんでしょうか?
とにもかくにも、女性がもう少し自由になって、自分の人生を大切に考えるようになったことはいいことですよね。
ところで、この日は、寒くて、コートを着ている人もいましたが、突然暑くなって、この写真はその境というところです。

 
At 7:12 AM , Blogger PINK said...

ぴっぴさん、そういわれてみると、セットに見えるわね〜
今、気がついたわ。ありがとう。

 
At 2:18 PM , Blogger Kozy said...

お見合い、そういえば最近ほとんど聞きませんね。結婚年齢も以前よりずっと上がってきています。娘を持つ私としては、ちょっと気になるところです。熟年離婚も増えていますよ。

 
At 6:31 PM , Blogger PINK said...

インターネットも発達してきた今日では、お見合いサイトのようなものも多くあるのでしょうから、もう必要ではなくなったのかもしれませんね。もちろん、アメリカにも多いようですね。 こちらも結婚年齢高いようですよ。
離婚はご存知の通り、何秒間に何カップルという速度かもしれませんね。私の廻りでも、ほとんど、くっついたり離れたりと、日本の時とは全く違って、幸せなカップルが希有な感じです。幸せとは、両者が協力し合って、本当に固く守らなくてはいけないものなのだと痛感します。

 
At 6:46 PM , Anonymous Anonymous said...

お見合いはまだあるわよ。友人でお見合いをさせられた(!?)人が2人ほどいます。うち1人は、なぜか24のときに、おばさんのキマグレによって。どちらも、流れてました。

 
At 7:09 PM , Blogger PINK said...

そういえば、私も21の時に”させられました”。
ことわることのできない知り合いからで、いやいや。
そして、自分で”流しました”。(笑)

 
At 3:56 AM , Blogger PINK said...

それにしても、学生で、前途洋々の21歳という時に、お見合いをさせようなんて、周りの人々ちょっとひどいですね。
今になって腹がたってきました。(笑)
今ならはっきりことわれますが。というころには、そんな話などわいてこないのが日本の実情ですが。

 
At 9:14 AM , Anonymous Anonymous said...

ねぇ、日本はやっぱり結婚=勝ち組、組織にいる=安定、っていうのが根強いわね。
わたしは結婚してない(今のところ本当にしたくない)し、フリーランスでしかもコーチでジャーナリストとかいうと、もうみなさん理解の限界を超えられてしまうよう(笑)
面白いわよねいかに、自分の頭で消化してないか。

 

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