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Thursday, September 14

夏の疲れ

今になって夏の疲れが襲ってきた。

ふと見ると、もっと無気力なこの子がいましたよ。

ひねもすこんな状態で家からも出ず、足掛け四年。

私もこんな単純に悩みもなく、日々を送りたいもんですなあ。

しかし、今年の夏はきつかった〜。 
頭の片隅に色々な出来事が引っかかっていて、ある意味では小さな事なんだけど集まるとうっとおしいほど心を占領しちゃうってやつ。

7月中旬の事故もその一つ。

私は友人を助手席に乗せて、右折の信号を待っていた。
すると、後ろからばーんと車がぶつかってきた。
それもかなりの勢い。
一瞬何が起きたかわからなくて二人で呆然としてた。 
体は麻痺。
しばらく沈黙していた我々。

”ここって天国?”
ショック状態のまま私は隣の友人に呟いた。
周りが白っぽくなってたし、友人は白い服来てたし、
何か体と心が一瞬、遊離した感じだったし。

そのぶつけた本人は私の前方に車を止めて、真っ先に自分の車の前部を丹念にチェックしていた。

窓越しに見える彼女の姿を、私はスクリーンの映像のように、だら〜と見てた。

そして、その後の彼女の態度はまるで事務的で、おまけに私は何も悪い事してませんってな態度。

だけど、それってとんでもない事だ! 
私なら駆けつけて、大丈夫ですか?って絶対に聞く! 
明らかに自分のミスならちゃんと謝る!
アメリカだから、日本だからってんじゃなくて、人間として当たり前でしょ。

って後になって憤慨したのは、一ヶ月くらいたってからだから私もかなり鈍感。

でもこの女性の一件が私の心に夏中、影を落としたのは確か。
なんというか、人の良心を信じたい自分の気持ちが無惨に裏切られたような悲しい気分..... 
事故はある意味仕方ないにしても、自分からぶつかっておいて、自分の車のことを人の命より大切にしているようなその人間性。

幸い、二人ともむち打ちにはならなかったけど、愛車の8年ものニュービートルの赤いお尻がへこみ、再び走り出した時には前方のフォグライトが地面に落ちて壊れ、その他にもトランク内部に破損があった。

相手の保険会社は私の車のダメージチェックにやくざっぽい兄ちゃん2人を送って来た。(友人によると大体そんなもんらしい)
エフが外で応対する間、私は鉄のフライパンを持ってニキータのように身を隠し、ガレージ入り口のドアから様子を伺ってた。(何かあったらすぐ出動しなくちゃいけないからね。)
やくざっぽい兄ちゃんたちはさんざんへ理屈のべて、修理にかかる半額くらいしかだせないようなことを言ってさっさと帰っていった。
お尻にぶつけられるのはこれで3度目。
しかも全て信号待ちを後ろからぶつけられた。
そして、みんな運転中に携帯使用。
ちょっと、勘弁してよねえ。 

この件は後ほど決着がついた。
でも私は精神的に非常に痛手をおったぞ。プンスカプン!

ところが、一方で私は固く信じてる。
いつも神様のようなものが私を守っているって。 
だって私の人生には小さな奇跡がいっぱい起きているもの。 
そして、今や私の車は新品のお尻を嬉しそうに振りながら町を走り回っている。
だから潔く忘れよう。

さて、あとは隣との塀問題かな〜。

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