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Monday, October 9

チェーンレター

(左の写真は、昨日作ったメレンゲとリンゴのお菓子。 おいしかった!)

チェーンレター(Chain letter)というものが、よくEメールを通して私にもやってくる。
ある知り合いの人々、あるいは友人等から転送(forward)されてくるのだが、そのほとんどは女性の友人達。
それには必ず、私の知っているなるべく多くの人々にこの手紙を転送してほしいとか書かれている。

この数年ほどよく出回っているのが、ニューヨークの病院で、癌に犯され、まもなく命を終えようとする十代の少女の書いたというSlow Dance の詩だとか、時には、亡くなった可愛い赤ちゃんの写真を使って、少しの寄付を募るものだとか、さまざまである。
ところが、当の病院ではそんなものを送った医者もいないし患者もいないというわけで、"hoax"(でっちあげ)だという告知を出している。 参考までにこちらのサイトを。

しかし、その手紙はいかにも巧妙に書かれていて、人の同情を誘う手紙になっている。
そのために、それを信じた友人やら知り合いやら、引けもきらず、メールが送られてくる。
私は、直感的にちょっとうさん臭いな、と思ったこの種のチェーンレターには、返事をださないことに決めている。
送って下さった、私の友人には悪いのですが、ここMの所からはどこにも送られませんので、よろしくお願いしますね。

「人々は涙を流したがっている、というのが私の出発点だ。私はそのための口実を与えているにすぎない」と言った、南アメリカの有名な脚本家の言葉をふと思い出した。

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