ジャケット

ちょっと面白い物が欲しかったので、MISS SIXTY(音楽が流れますので、ご注意を)へ、足を運びました。
今年のMISS SIXTYの顔は、カッティングエッジのイタリア女優、アジア.アルジェント(Asia Argento)でした。
彼女が制作した、自叙伝的映画、「スカーレットディーバ」を、ずっと前に見ました。
これに関しては、ひどい批評も聞かれましたが、私はこれは彼女のカタルシスの必要性から作られた映画だと感じましたし、最初の作品としては、中々よかったと思います。
映画の始まりで、彼女が、「私の映画に対して、様々な批評をいわれたけれど、私自身はこの作品で救われました。」と言っておりました。
わかる気がいたします。
私も死ぬ前には、たぶん500ページぐらいの自叙伝を書いて、あの世にすっきりと旅立ちたいものでございます。
ところで、アジア女史は下半身のおへそとあの部分の中間あたりに、ポール.デルボー(Paul Delvaux)の絵のような、天使の入れ墨をしてます。
ちょっと、新鮮だと思いました。
大体、この辺りで見るのは,お花とか、チョウチョとか、どこか可笑しい漢字とか、ハートとかですが、ボール.デルボーのような天使とは....。
私は入れ墨を入れるほど度胸もないし、日本で温泉も入りたいし、年とってしわくちゃになった時に、その絵がどうなってしまうのか云々を考えると、シールの方がいいなあと思うたちの女です。
でも、入れて似合う人は、確かにきれいで、セクシーだなと思います。
アメリカ女優のアンジェリーナ.ジョリーも子供の生まれた場所の緯度を、何かバーコードのように入れていて、それもなかなか革新的なアイディアだと思います。
次回生まれ変わって、その筋の女にでもなったあかつきには、遠山の金さんの桜吹雪みたいに印象的な図案、例えば、体中にうねる蛇と真っ赤な薔薇でも入れるかもしれません。
着物を脱いだ時に人々を吃驚させちゃったりして。
でも多分、彫られている最中に悲鳴を上げて、逃げ出すのが関の山でしょう、きっと。
ところで、サイズも色も体と顔の色にぴったりのジャケットは、ややパッチワーク的に、抑えめの紫、橙、ボルドーなどがデニム素材の上に散らばっています。
そして、大小様々なボタンがとてもリズミカルです。
お店の人と友人が口をそろえて、「素敵! ロックスターみたいよ!」といってくれたので、すぐ決まりました。
本当に単純なので困ります。
気がついたら、袋抱えて店を出てました。
これに、スリット入りのデニムスカートとエンジニアブーツで、今年の秋冬はきまりですね。
さて、これからのお絵描きシーズンをロックのリズムで乗り切るぞ。
うふふふ。うれしい!
2 Comments:
うわ!なんてすてきなジャケットなの!うわ~すてき!
ありがとう、みきさん。
すごく気に入ってるの。
でもタイトだから、ちょっと太ったら着れなくなるのが心配です。
ジョギング頑張らなくちゃ!
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