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Friday, November 3

レセプション

昨夜は、友人のレセプションがあって、サンマテオのHillsdaleまででかけた。
普通高速で20分もあれば着く場所なのに、ひどい渋滞で、おまけに雨まで降り出して、5時40分に家を出たのに、着いたのはなんと7時30分。 
9時でレセプションが終わると聞いていたのでかなり焦っていたのだが、流れていたジャズFMは気だるいような夜の音楽で10マイルで進む高速道路で、私はちょっと、うつらうつらしてしまった。
あぶない、あぶない。

さて、レセプションに着いたはいいけれど、そのギャラリーはギャラリーというより、一部、トーマスキンケード的な絵を扱っていると同時にデコラティブアートも扱っている。
店に入る時に男性から、カードを渡され、そこに自分の名前とメールアドレス、それから3つのウィッシュリストを店の中から選んで書いてくれとのこと。
くじ引きで当たった人には、その中の一つを50パーセントでプレゼントするということ。
”なあに、それ?”と思いながら、店の中を見てみたけれど、ちょっとあまりに装飾的でデザインセンスにちと欠けるといいますか...う〜ん。 魅力を感じない。 どれをとっても欲しいと思わない。
渋滞で疲れていた上に体調もまだ良くないので、人の波に酔ってしまった上、お店の人にいろいろ薦められて、ちょっと疲れてきた私。
その時、友人に一人の日本人女性を紹介された。
よしこさんとおっしゃって、目がきらきら輝いている、話の切り口のおもしろい人。
二人で、本の話で息統合。 色々なジャンルの本を読むので家には本が一杯満ちあふれているという。
”私ね、ここに30年いるけど、どうせネイティブスピーカーにはなれないから、中途半端にならないよう、しっかり日本の本を一杯読んでるのよ。あ、そうそう、読んだ本、あげる、でも取っておきたいものもあるから、それは返してね。”
ということで、そのよしこさん、男性から入り口でもらったカードに自分の名前と、メールアドレス、3つのウィッシュリストを書くところには自分の家の電話番号と携帯の番号を書いてくれ、私も同じことして、情報交換。
”あなた、調子悪いんでしょ、こんなところにいなくていいから、帰りなさい。”
”それじゃ、よろしく〜”というわけで、友人にもさよならをした。
久しぶりにおもしろい女性に会ったなあとちょっと嬉しい気分で、車に戻ろうとしたのだが、夜の闇の中に、ショッピングモールの駐車場はだだっ広すぎて、15分もうろうろしてしまったが、ついに赤い我が車を見つけた時にはほっとした。
赤い色を選んでよかったと思うのはこんな時だ。もし白だったら、2時間くらいかかったかもしれない。

帰宅して飲む熱いコーヒーの味は格別だった。

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