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Tuesday, June 13

引っ越し? 移住?

オレンジページという料理雑誌を近くの日本食料店で買ってきて、あれこれとページを開いていたら、ある夫婦が宇都宮から益子に”移住”したという記事があった。
何故か”移住”という言葉に引っかかって、”移住"....? いじゅう...と言葉をいじっていたら、段々、その言葉だけが妙な形で浮遊し始めた。 
海外にいると、突然、日本語を疑問に思うことがよくあると友人も言っている。
それで、辞書を開いてみた。

1. 移住とは、他の土地または国へ移り住む事。
2. 移住とは、開拓、制服などの目的で種族、民族などの集団がある土地から他の土地へ移動、安住すること。
とある。

英語では:
migration, emigration, immigration....
引っ越しに使う"move"という言葉より、もっと大げさな”移民”になるような意味合いがある。

確かに、宇都宮から益子という他の土地に移り住んだ事は間違いないけれど、私は移住という言葉がなんかしっくりこなくて、
それには、引っ越しという言葉を普通は使うのではないかと思ったのだが。
私の思い違いなのか、それとも最近、日本語では、国内で動く時も”移住”っていうのでしたっけ?

東京から横浜に移った。
東京から横浜に引っ越しした。

東京から横浜に移住...??? う〜む。

4 Comments:

At 3:29 PM , Anonymous Anonymous said...

今、日本では移住って言う言葉はやっていますよ(=消費されています)。例えばずっと東京で暮らした人が50代はじめくらいに早めにリタイアして、「長野に移住する」とか、こういう使い方が流行っています。
地方へ移り住むということや、Uターンで地方で働くということに、やっぱりいまだ悪いイメージは強いみたいで、それを払拭するために生み出された?言葉みたい。
おおいに間違っています!!!
でも、そういうの多いです。例えば「東京で働いていたのをやめて、地方で働く」を「東京で働いていたのをやめて、地域で働く」という言い方とか。
その土地に根付く、という意味を強めたくて「移住」なんでしょうね、農耕民族だから。

 
At 11:58 PM , Blogger PINK said...

考えると、日本って、言葉をよく作り上げるわよね。
そしてブームになって、すぐに死語になったりして。
この移住という言葉は誰が最初に使い始めたのかしら。
大きな新聞等でも使うのかしら? 
私にしてみると、これからは地方だと思うわ。
可能性がいっぱいあるような気がするんだけど。

 
At 6:44 PM , Anonymous Anonymous said...

移住は、まだ新聞は使っていないと思う。はじめたのはテレビじゃないかなぁ。雑誌もそんなに多用はしてない。
老後にこの場所に「移住する」とこんなにやすくてハッピーっていうのを、昔は「マレーシアなら」とかそういう切り口でやっていたけど最近は「(例えば)小笠原だと着き10万で暮らせる。小笠原に移住しよう」みたいな感じ。
流れからして、確実にこれからは地方よ。東京にはspiritual city な部分はほとんどなくなったし。
社会起業家も地方の方が輩出しやすい。東京だと市場原理がつよくて、簡単に淘汰されてしまうけど、地方だと「この土地のためにみんなでがんばろう」がしやすいの。
たとえば、今学生のインターンなんて、地方だと古材屋さんでインターンとか、北海道のスィーツを広めるインターンとか、かなり面白くて権限も任せてもらえるものが多いの。

 
At 7:04 PM , Blogger PINK said...

へえ、おもしろいインターンがあるのね。
これからが楽しみだわ。

 

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