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Tuesday, September 26

なつかしの小樽

夏が過ぎて、涼風さわやかな秋になると、夏の思い出がとても鮮やかに浮かんで来る。
今回の夏の北海道旅行は、年齢様々な5人のグループで行ったため、興味の対象と、体力の差が異なり、その平均値をとったいわゆる普通の旅行。
でもその間、普段離れている両親とは、いっぱい話したり、笑ったりすることができたし、仲良し同士のとても楽しい旅であった。

行った都市は函館と小樽と札幌である。
その中で、特に小樽には、もう少し長く滞在したかった思いがある。
古いしっとりした町並みが残されている場所があり、通り沿いに魅力的な木造建築があちこちに見られる。
ガラスに興味があるので、北一硝子は最初に行きたいところだったのだが、そこはたった一軒の店ではなく、通りのあちこちにいくつかの建物があって、驚いた。
タクシーの運転手さんにとりあえず一番大きな建物に止めてくださいね。と頼んで、到着。
建物は古くて、味わいがあり、そこにたくさんの硝子製品が並んでいる。
特に切り子の美しい色使いには溜め息をついた。
そうやって、上の階で、素晴らしい製品をみてしまうと、いかにもお土産用に作られた硝子製品に目がいかなくなったりする。
切り子が大好きで、一時、色々な切り子を集めていたが、新しい土地に移るたびに友人に少しづつプレゼントしてしまって、今は残っていない。
でも、切り子は夢があって大好きだ。
以前江戸切り子を作っている職人さんの姿を見ていたけど、その真剣なまなざしはとても美しかった。
店内にあった、硝子のランプがあちこちに並べられているカフェの作りもおもしろい。
でも最終的には建築の方に興味が移ってしまって、肝心のグラスを買うのをすっかり忘れてしまった。
小樽を出て、札幌行きの電車にのった時、初めて、父が購入した切り子のグラスを見て、思い出した私である。
「あ〜買っとけばよかった。 どうして、誰も言ってくれなかったのかしら。 もう二度と来れないかもしれないのに!」と悔しがる自分であったが、人ごみの中に途中から消えてしまってどこに居たのかわからなかったとのこと。
私、何をぼんやりしてたんだろう。

後日、妹のパートナーが、私が好きそうな場所として、九州の’コバヤシ’という場所の話をしてくれた。
そこには、たくさんの蛍を育てている人がいて、その方のご厚意により時々、その蛍ファームが一般に人々に解放されるらしい。
その真夏の夜には何万という蛍でその森が照らしだされて、動めく壮大な光の帯となるそうである。
その情景は、それを見るためだけでも、生きている甲斐があったと思うほどの感動を味わうらしい。
北海道にもそんな感動を起こさせる所があるに違いない。
次回はそのような場所にも足を運びたいものである。

4 Comments:

At 6:51 AM , Anonymous Anonymous said...

11月に北海道に行くのよ♪

 
At 5:50 PM , Blogger PINK said...

ワークショップの下見かしら?
どんな所か楽しみねえ。

 
At 6:14 PM , Anonymous Anonymous said...

うん、そうそう。来年のワークショップの下見と、声のワークショップに参加するのと、両方なの。来年一緒にワークショップするコーチのおうちに泊めてもらえるんだけど、「山にきのこ狩りに行こうね~」と言われていて、とても楽しみなの。また、写真を載せるね!

 
At 6:56 PM , Blogger PINK said...

うわ〜いいわねえ〜。キノコ狩り!
北海道にはおもしろいきのこがあるそうよ。
でも、毒キノコにきをつけてね。(笑)
写真楽しみにしてるわ。

 

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